割付計画

(1)基本方針

現場では、割付図を基に施設の配置や舗装の範囲を決定します。
割付図とは、分かりやすく説明すると平面の寸法記入図ということになります。
割付図作成の方法は、まず、基準点を決定し、基準点からのオフセットでベンチ、四阿、パーゴラ等の施設の位置を決定します。
園路は、直線と直線を単曲線で結ぶ方法が一般的で、直線と直線の交点をIP点、曲線の始点をBC(Begining of curve)、
終点をEC(End of curve)と呼びます。
IA(Inter Angle:交角)とR(Radius:半径)から、TL(Tangent length:接線長)、CL(Curve length:曲線長)、
SL(Secant length:外線長)を求めることが出来ます。

最近はCADで図面を書く事が多いので、クリック一つで施設の位置が座標で表示できようになり、
とても便利になりましたが、現場では図面で表示されていない既存の施設や樹木が存在することが
ありますので、現場での臨機応変な対応が求められます